親鸞上人…しんらんしょうにん
そのさま世のつねならざるが長き杖にすがり彼池の面を見渡して曰く

浅ましや今日も又雲峰碧天に聳え焔砂平地に走る歎くべし悲しむべしと独言して徘徊す

聖人御覧じて老翁何をか歎やと宣う翁答えて曰く
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