釈迦如来…おしゃかさま
此松を今に至るまで和琴の松と名付たり
又聖人御在室の間時々御衣など掛たまう故
袈裟かけ松ともいえり熟々夢中の奇瑞を思召し
南の方なる林の中を見たまうに
かすかなる堂の内に毘沙門天の像あり
是即ち変化の老翁なる事を
悟りたまう殊に毘沙門天は別して念仏の衆生を
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